Diego Penelas Trio / en la espalda de los dias

型番 DIEGO PENELAS
販売価格 2,200円(税込)
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順に遡ってゆくと、パーカッショニスタ - マリオ・グッソのここ日本でも多くの人が手にされたアルバム「Como Dibujo Agua」でナイロン弦ギターと唄で、ソングライターとしても参加。マリオ・グッソのアルバムにも参加しているシンガー- マリア・エリアとのデュオで瑞々しく現代的に洗練されたアコースティック・アンサンブルを披露した傑作「Cameleon de papel」(MDR) を'09年に、それ以前の'05年には「Atajo」(imaginary south) というアルバムをリリースしています。またセシリア・サバラも楽曲”Cameleon de papel" を「Pendiente」で取り上げ、ショーの為に独ベルリンへ共に渡航したりも。このディエゴ・ペネラスは川沿い音楽、コンテンポラリーなフォルクローレの世界で参加して来た作品 - ヘオルヒナ・アッサン「Como Respirar」、マルセラ・パッサドーレ「Danzas del viento」("Anclas de azcar"楽曲提供共)等どちらかといえばギタリストとしての性格の方が強い印象を受けますが、初のソロ名義となる本作ではピアノ・トリオとしての編成での演奏を多く試みています。またフォルクローレ界の面々によるルイス・アルベルト・スピネッタのトリビュート・アルバム「Abremente」で"Preciosa dama azul"を、「Cameleon de papel」で"fuji" をカヴァーしており、その芯の通った唄い口の節々にスピネッタの影響があることは想像に難くありません。また音楽学校でエドガルド・カルドーゾ(プエンテ・セレステ)らにハーモニー理論や作曲を師事したりもしています。
 さてこのトリオ編成ですが、ディエゴ・ペネラスの作詞作曲、ピアノやギターの弾き唄いを中心に、フュージョン・タッチのeベースを弾くギド・マルチネス(ラテン・ジャズのラティナへでも活躍)、そしてマルセラ・パッサドーレのバックやジャズ・コンボで活躍するロドリゴ・キロスのダイナミズムを感じさせるドラムスと独創性に富んだ演奏を繰り広げています。うたもので始まった曲たちも間奏ではフリー・ジャズ調のインプロヴィゼーションを展開したりと。デュオ作品に収録されていた"Cameleon de papel" はここで更に噛み砕いたヴァージョンのセルフ・カヴァーを披露。瑞々しく広がる景色を快速テンポで展開する"Catalejo"や"Sombra Cuervo" の人懐っこいメロディ、詩情たっぷりにメランコリズムを含んだ"Arena"や"Contrapeso" 、ふくよかなギターの響きに突き抜けた旋律が包まれる"En la espalda de los dias"、セシリア・サバラが詩を提供した"Espejismo"と多岐に渡る内容でディエゴ・ペネラスというマルチ・インストゥルメンタリスタ/SSWのすべてを表現。

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伊藤亮介



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