Jards Macale / Real Grandeza

型番 BF595
販売価格 1,257円(税込)
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ヘアル・グランデーザ、これはリオのボタフォゴ地域にある通りの名前。同時にトロピカリズモ屈指のパートナーシップ、ジャルズ・マカレーとヴァリー・サロマォンの70年代に発表された曲のタイトルでもある。
60年代の終わりごろから、ガル・コスタ、マリア・ベターニアらトロピカリズモの真っ只中に身を置き、作曲家、シンガーとして活動してきたジャルズ・マカレー。新録作品となる本アルバムでは、副題に”ヴァリー・サロマォンとの徒党”と冠してかつてからの名パートナーとの作品をリプロダクト。77年のアルバム「Contrastes」に収録されるや”ブラジルで初めてのレゲエ・レコード”と話題になったm-8"Negra Melodia"のリアレンジ・ヴァージョンには三世代からのゲスト〜サンバ・ソウルの大御所ルイス・メロヂア、数々のプロデュース・ワークで話題沸騰のカシン、ドメニコにペドロ・サーとオルケストラ・インペリアルの面々が参加、そしてマリア・ベターニアは、自身のキャリア40年を記念するコンサート”Tempo,tempo,tempo,tempo"で披露したヴァージョンでm-10に参加。新世代のロック界からフレジャーが72年「Jards Macale」収録のm-7"Mal Secreto"でガル・コスタが担っていたパートをプログラミングやギターに唄で全く新たなものへと進化させ、オリジナルを74年「Aprender a nadar」に収録するm-4"Anjo Exterminado"では自身のコケティッシュなアルバムが大ヒットを記録したアドリアーナ・カルカニョットとジャルズ・マカレーが二人してギターを抱え臨場感溢れるデュオを聴かせてくれる。本作の共同プロデュースに名を連ねるマエストロ、クリストヴァォン・バストスは数曲で流麗なピアノの運指を、前述カルカニョットと共演しているグループ、ヴルゲ・トルストイが深遠なアンビエンスのポスト・モダンな表現でガルの女王的な佇まいの記憶を凌駕してしまう。m-9には凄腕フルート、ヂルセウ・レイチが参加してココー/マラカトゥ〜バイーアォンと北東部サンバのリズムに彩りを添えるほか、ヴォーカル・クインテット”アス・ガタス”が要所に参加。m-1の新曲にはヴァリー・サロマォン自らが参加。「このレコードでパートナーシップの成功を確認するに至ったよ。」

1. Olho de Lince
2. Rua Real Grandeza
3. Senhor dos Sabados
4. Anjo Exrerminado
5. Dona de Castelo
6. Vapor Barato
7. Mal Secreto
8. Negra Melodia
9. Revendo Amigos
10. Berceuse Criolle
11. Ponto de Luz

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伊藤亮介



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