Alfredo Del-Penho & Pedro Paula Malta / Cachaca Da Samba !

型番 11043 2
販売価格 2,515円(税込)
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柔軟でしなやかなサンバのリズムとコーラス・ハーモニー、これは新世代による小編成サンバにおいての一つのキーワードとなりつつありますが、04年にBiscoito FinoとAcariの合同レーベル”Quele"でリリースされた「ドイス・ビクードス」が現地において高い評価を得た、若き名サンバ・デュオ?【アルフレド・デル・ペーニョ&ペドロ・パウロ・マルタ】が注目のリリース!コンセプトは『カシャーサ(酒)が産んだサンバ』!

カシャーサとはラムと似たサトウキビを原料とするブラジルの国民的なお酒(スピリッツ)。リオでは暑さをしのぐため(?)昼間から呑むのが通例。真のサンビスタたちが多く集うリオの旧市街ラパ地区にあるカシャーサリア・マンギ・セッコで2ヶ月の期間で毎週行なわれたイベントはこのカシャーサのアカデミーによる試飲会やライヴを含み、盛況のうちに幕を閉じた。このイベントが発信する音楽カルチャー面を結実させたのが本盤。様々なアーチストと共演を重ね、細かいニュアンスの表現から軽快な節回しと、サンバ歌唱の実力はお墨付きのデュオ?アルフレド&ペドロ・パウラに演奏の方はサンバ/ショーロ/ジャズと何でもござれのエンリキ・カゼス(cavaquinho)とベト・カゼス(pandeiro, perc)の兄弟に加えベース・ラインは7弦ギターの名手ルイズ・フィリーペ・ヂ・リマが担当、杯のすすみそうな気持ちよいアンサンブルを聴かせてくれる。パルチード・アルト(サンバ様式の一種)の名コンポーザーにしてポルテーラの曲で知られるカンデイアによる「何が俺に呑ませるのか」とインペリオ・セハーノの作曲家アニセート・メネーゼス作「大酒飲み」のメドレーm-13、名作を多く残すノエル・ホーザの「今までに多くの時間が過ぎた」m-7、フェルナンド・ロボ(エドゥ・ロボの父にしてペルナンブーコ出身のコンポーザー/記者)作の「アイ・カシャッサ」m-1、モアシール・ルスが書き下ろした「真実は純粋」m-3、他にも北東部サンバなどをも含みながら、20世紀を通じて多くのサンビスタの”ガソリン”、ときには”恋人”となってきた「カシャーサ」にまつわるレパートリーを快演。よく冷やされたカシャーサの喉ごしのように一見涼しげで爽やか、程よい酔いが廻れば誰彼構わず皆が陽気に唄いだすというサンバの本質を言い当てた必携盤。ちなみにジャケットはカシャーサの瓶に貼られたラベルを模したもの。

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伊藤亮介



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