フレッシュで澄んだ唄声の持ち主、女性シンガー-ロシオ・パラッソがアコースティック且つジャズ・フュージョンの色をも伺わせるg, b, drs からの自身のグループを率いた耳馴染みの良いアルバム。カルロス・アギーレの"pasarero"名カバー(「bar buenos aires」収録)をはじめ、ホルヘ・ファンデルモーレ、ラウル・カルノータらが作ったコンテンポラリーなフォルクローレの楽曲に、クチ・レギサモンなどのフォルクローレ・クラシコ、そして演奏メンバーのファビアン・サウナ(g) のオリジナル・コンポーズと多岐に渡るレパートリーを明確に、コンセプチュアルに収録しているので1枚を通して充足感を味わえます。リリアナ・エレーロがゲスト参加。