Luis Felipe Gama & Ana Luiza com Natan Marques / entrelaco

型番 CM-0047
販売価格 2,096円(税込)
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伝説のジャズ・ボサ・ノヴァのグループ、タンバ・トリオの鍵盤奏者/コンポーザー - ルイス・エサに直接の師事を受け、その後ギンガなどブラジル音楽に名を刻む重要なミュージシャンたちと共演、現代音楽やジャズまで含有したインテリジェントなピアノでアーティスティックな表現を行なうルイス・フェリーピ・ガマ。そのルイス・フェリーピと16年超えのパートナー・シップで女性シンガーとして活動し、その透明感のある唄声がTVクルチュラの歌唱賞やVISA賞の次点に輝くなど、その実力を公に認められたアナ・ルイーザ。この2人に加えエリス・レジーナをはじめとする輝かしい30年来のキャリアを誇るベテランのギタリスト (ヴィオロニスタ) - ナタン・マルケス。この3人の名義にて2枚組のヴォリュームでリリースされたアルバムには、「21の唄、4つのデディケーション(=捧げる)、1つの失われた声明文、3つの破れた愛の詩、8つの裏切られた愛の詩」と表記がある通り、この数年で生み出されたものたち全てが詰まっています。アルゼンチンのレオン・ヒエコ作品からミルトン・ナシメント”testamento"へのメドレーや、スキャットが美しくピアノと輪舞する"Meu Filho"などのルイス・フェリーピによる曲、またルイス・フェリーピとミネイラのシンガー - ブリザ・マルケス"sinceramente"、ルイス・フェリーピと北東部の女性アーチスト - アレサンドラ・レアォンの”perdeu!"、ナタン・マルケスとダニ・グルジェルらのノヴォス・コンポジトーレスのひとりに数えられるヴァギネル・バルボーサが世代を超えてコラボレイトした”pleno amor" (CD2 m-7)など共作された楽曲群も総じて、静かなる詩的な佇まいと美しいフレーズが詰まったアルバムとなっています。どこかクラシカルな厳かさを携えながら調和の美学とでもいうべき唄とピアノを紡ぎ出すアナ・ルイーザとルイス・フェリーピのふたり、そして74年のエリス・レジーナ以来、mpb におけるヴィオラォンの奏者として手法を確立して来たナタン・マルケスの弾むようなヴィオラォン(生ギター)のバチーダ(リズム奏法)が見事に溶け合い、芸術的な域に達したブラジル音楽の更なる側面を見せてくれています。


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伊藤亮介



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