Danilo Moraes e Ricardo Tete / A torcida grita

型番 BAT003
販売価格 1,572円(税込)
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群雄割拠の時代に突入した新世代/未来派ブラジル音楽、サンバ・ロック!本国のみならずフランスでの高い評価、リリース経験もある強力なサンパウロ・ニュージェネレーション・デュオの2作目が登場。エレガントささえ伺わせる歌唱にギターのバチーダ、ここにエレクトロ・エレメンツとアナログ・シンセが絡んだムジカ・コンタビリダーヂ!

サンパウロの都会的な雰囲気らしく実験精神とポピュラリティが同居、洗練された音場が響き渡る一枚。97年からお互いを知るこの二人のコンポーザー/ヴォーカリスト/ギターは巻き毛+無精髭のルックスといい、良く似た風情を醸し出す。ダニロ・モラエスはシコ・セーザルやカルロス・カレカ、ヴィセンチ・バヘート、ミリアム・マリアといったアーチストのギターを担当、'03年にTramaからソロ・アルバムも出している。一方ヒカルド・テテことヒカルド・テンペルマンは00年代初頭にフランスで話題となったフォホーのバンドーオルケストラ・ド・フーバに参加、彼も欧州でソロを発表しつつアミルトン・ヂ・オランダ(カヴァコ奏者)などのアルバムに参加してきた。この二人が共同作業へ突入したのはグループ”ハスタペ”でショッチ「ベイジョ・ホウバード」を共作して以来。ちなみにここで「フォホー・ウニヴェルシターリオ」なるヒットも飛ばす。そして05年、仏でリリースされた二人名義のアルバム『51』でTVクルチュラの賞を受賞。これに続く作品となる本盤は、オルガンのドローバーが四方八方に飛び散り、エクスペリメンタル・サンバ・ホッキとでも呼びたくなる「ネン・ケ・ア・ヴァカ・チュッサ」、科学者の手元のようにヒリヒリとしたスリルをクールに描き出す「シズード」、ギターを主にピアノにストリングスでたゆたうようなバイーアォンのバラッドを展開する「ヴィヴァ・ヴァイア」、クラリネットなど木管楽器を伴い突出して美しい唄の旋律を聴かせる「センピテルノ」…上質なメロディを伴うエレガントな声質の唄と一筋縄では行かないリズム/サウンドの構築。これは癖になる一枚。強いて例えるならカシン+2がゼー・ミゲル・ヴィズニキの曲をやりつつもvoがカエターノと言うべきか...

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伊藤亮介



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