JOYCE / PASSARINHO URBANO (ブラジル直輸入盤アナログLPレコード新品 ポスター状ブックレット付)

販売価格 5,765円(税込)
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2023/12/13 売り切れました。

黒人の女の子がコカ・コーラを飲む通称コーラ・ジャケ。毎年夏にブルーノート東京で公演を催し、ブラジルと日本の音楽の架け橋ともなっているジョイス・モレーノ。80年発表「Feminina」などの影に隠れていますが、この「Passarinho Urbano」をジョイスのキャリア史上ベストに挙げる声もあるくらい、内容の詰まった作品です。1976年、トッキーニョとヴィニシウス・ヂ・モライスのイタリア・ツアーに帯同したジョイスが、現地でトッキーニョ・バンドのリズム隊と共にレコーディングした18曲。当初イタリアのレーベルから「世界の民族音楽シリーズ」の一環としてリリースされた本作は、元来自作自演歌手であるジョイスの楽曲は一つのみ、マリオ・キンタナの詩作に楽曲をつけた"Passarinho"に留まります。当時軍事政権下のブラジルでは検閲に引っ掛かり発売や放送が規制されていた楽曲たち、カエターノ・ヴェローゾの"Jóia"に始まり、ナラ・レオンが歌って有名となった"Opinião"、カルロス・リラ"Marcha da quarta-feira de cinzas"、シコ・ブアルキ"Fado Tropical"、ミルトン・ナシメント"Bodas"、エドゥ・ロボ"Viola fora de moda"....これら当時のブラジル音楽を形成する印象的な楽曲に、一番最初に作られたサンバとされる"Pelo telefone"やジェラルド・フィギュエイヘドの"A história do samba"などのサンバ、これら18曲をタイトル通り『都会の小鳥』のさえずりに聞こえる歌とギター、最小限の打楽器で各曲を1分~2分半の尺でメドレーのように展開。ボサ・ノヴァ版のパゴーヂや70年代ブラジル音楽の洗練された展覧会ともいえる印象の名盤。













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伊藤亮介



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