Ligiana / De Amor e Mar

型番 LI001
販売価格 2,200円(税込)
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妖艶、アデージョな雰囲気で空気を変えてしまう程、傑出した唄声を誇るフィメール・ヴォーカルのサンバと、エクスペリメンタルな音場が出会うという、素晴らしいアルバムが到着しました。

m-1 から7弦ギターのアコースティック・サンバに美しく艶かしい女性ヴォーカルが響き、背後でミュージック・ソー(音楽のこぎり)の音が怪しく揺れながら音階を辿ります。続いてフェルナンド・カヴァコによるカヴァキーニョとオズヴァルヂーニョ・ダ・クイーカのパンデイロがルーツ・サンバのリズムを紡げば、その上を凛と、かつ巧みに唄い行くリジアーナの声。トン・ゼー作曲"Se" ではコントラバス入りの小サンバ編成でタンゴ・ミロンガのリズムでを刻み、ノーヴォス・バイアーノスのカヴァー"So Se Nao For Brasileiro Nessa Hora"ではボディ・パーカッション集団バルバトゥーキスのマルセロ・プレットによるボイス・パフォーマンスをフィーチャー、既にこの時点で前人未到の女性エクスペリメン・サンバ歌唱の世界に引きずり込まれています。自作曲"Onda"ではオーボエをフィーチャー、バーデン・パウエルによるアフロ・サンバ賛歌"Canto do caboclo pedra preta" からはバーデンの息子 - フィリッペ・バーデン・パウエルがピアノで参加、「Olo pandeiro, olo viola~」と朗らかに唄い上げるリジアーナにグッときます。凄腕ヴァンドリニスト - アミルトン・ヂ・オランダの参加したm-9、打楽器パンデイロとバイーアを讃えた"Pandeiro do Brasil" 、そしてセルジオ・サンパイオによる最終曲では、先鋭的実験精神でひた走るトン・ゼー御大がスペシャル参加!

ブラジリア出身、オランダ、フランス・パリ、イタリア・ミラノでバロック音楽 - オペラなどを学んだ経験を持つリジアーナ。サンパウロ、ブラジリア、パリ(フィリッペ・バーデン・パウエル、フェルナンド・カヴァコはパリ在住)、と自らのキャリアと人脈に縁のある地を跳び回り仕上げられたマジカルで神秘的なアルバム。サンビスタから、女性ヴォーカルのファン、そしてアート志向/ストレンジ音楽のマニアまで唸らせること必至の斬新なサウンドが登場!おすすめです。



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伊藤亮介



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