MONICA SALMASO / CAIPIRA

型番 BF485-2
販売価格 2,638円(税込)
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CD

2018/8/2 売り切れました。

ボサ・ノヴァ創世記に日本の音楽シーンとの重要な架け橋となったジャズマン、渡辺貞夫さんの招聘で現在共演を行なっているサンパウロの知性、実力を兼ね備えた女性シンガー、モニカ・サウマーゾ。単独作としてはギンガ歌曲集以来3年ぶりとなる作品が発表されました。


プレイヤーの再生を押した途端に溢れ出るしっとり慈愛に満ちた思慮深げな唄声。今回も安定のモニカ・サウマーゾ節は健在ですが、サイドマンたちも一線級ばかりで、テコ・カルドーゾ(b.flute)、ネイマール・ヂアス(b, caipira g)、アンドレ・メマーリ(p)、トニーニョ・フェハグッチ(acc)、ナイロール・プロヴェッタ(cl, ts)、ホベルチーニョ・シウヴァ(per)、プロデュースは夫であるテコ・カルドーゾが務めます。テーマはカイピーラ、ブラジルで言うところのマウンテン・ミュージック/カントリーなのですが、これらを洗練と叙情詩的に表現したのが本作。5コース複弦のカイピーラ・ギターの名手としても知られるネイマール・ヂアスがもう一つの担当楽器であるコントラバスと併せてこれをプレイ。楽曲でいうと、バルバラ・ホドリクスやヘナート・ブラスらとの仕事でも知られる新進気鋭のコンポーザー/S.S.W.ブレーノ・フイスの作品を冒頭から採り上げていたり、ノーヴォス・コンポジトーレス勢の両親ハファエルとヒタ・アルテーリオ夫妻の作品など新機軸に、ミナス出身のS.S.W.セルジオ・サントスの未発表楽曲やバイーアの詩人ホキ・フェヘイラの楽曲、ジルベルト・ジルとナナ・カイミによって'67年に発表された"Bom Dia"、サンビスタ - カルトーラによる"Feriado na roça"など古き良きレパートリーもコンテンポラリーなかたちにシェイプを整え、充分な詩的エッセンスを振り撒きます。








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伊藤亮介



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