「アコーディオンの詩人」と名付けられたキャリア50年、齢72歳になるアコーディオン奏者ゼー・カリシュトの優雅な音色が際立つインスト・アルバム(二曲だけ歌入り)。ブラジル北東部の伝統ダンス・リズム-フォホーからサンバ、ショーロまで、シヴーカやルイズ・ゴンザーガからピシンギーニャまでオールド・タイムな選曲を混ぜつつパーカッションやフルート、ヴァイオリン(ニコラス・クラシッキ参加)、もう一台のアコーディオン(ドミンギーニョス参加)、7弦ギターなどとの和んだセッション。特徴的なのはゼー・カリシュトの他に類を見ない特注アコーディオンで、左手・低音部に8つのボタンを配し独創的な和音を奏でます。