こちらがリリース当初に大きな話題となったギー・アマビスのソロ初作2011年。自身のクルーナーに、アフロ・ブラジルなヒップホップを展開するクリオーロが2曲、ミス・ポップ・フローリスタ - トゥリッパ・ルイスが2曲、世界的にそのハスキー・ヴォイスを響かせたセウが3曲、ルーカス・サンタナとティガナーがそれぞれ1曲とリード・ヴォーカルを採り、ヴィンテージな風合いのサンプリング・トーンやフェラ・クティの影響を感じさせるチアゴ・フランサのテナー・サックス、ヘジス・ダマシェノのビザールなギター・トーン、クルミン(drs) とホドリゴ・カンポス(g)にナサォン・ズンビのデンギ(b)も参加して、と豪華な面子でリリカルかつダウンテンポ・タッチに制作されたアルバム。サンパウロのヴィヴィッドなオルタネイティヴィティを肌で実感できる1枚です。