Filarmonica de Pasargada / Habito da Forca

型番 FROG0010
販売価格 1,980円(税込)
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USPでチェロを志すものの断念、今度はULM音楽学校に通いギターを習得したシンガー・ソングライターのマルセロ・セグレートを中心に、音楽学校の仲間らファゴット奏者にトロンボーン奏者をも含むバンドを結成(2008年)、ここには女性シンガーにして女優、ボサ・ノヴァ新潮流の名盤「Cafe da tarde (デメトリウス・ルーロとのデュオ名義)」や「Amanhecer(ヴァギネル・バルボーザとのデュオ名義)」をリリースしているパウラ・ミリャンをメンバーとして擁し、華やかな唄声を聴かせてくれています。管を含むミステリアスなサンバ・ホッキのバランソ感覚に、ボサ・ノヴァ、仮装行列が目に浮かぶマルシャ(行進曲)、現代版にアップグレードされたイエー・イエー・イエー、吹奏楽のボレロに、とひねりにひねったサンパウロ人らしい実験精神が満載されたブラジル音楽の系譜。それもそのはず、フレーズを引用したり曲を捧げたりしているのですが、その相手はゼー・ミゲル・ヴィズニキ、本人も参加したルイス・タチッチ、そしてトン・ゼーにハウル・セイシャス。リッチーのヒットで知られる”Pelo Telefone"を引用した"enfartando tinhorao" には女流ヒップ・ホップMCのルルデス・ダ・ルス(ex. マメロS.S.) が、知性派女性シンガーのナー・オゼッチに新世代ブラジル音楽のカシン(lap steel g)、先述のルイス・タチッチが参加した"o seu tipo"、"la vie en rose"を引用した"quem procura"、どれも腕の立つ音楽家たちが本気で音遊びをしているこのクオリティの高さ、プロデュースはマリーザ・モンチで知られるアレー・シケイラです。切り込みの入ったブックレットも凝りに凝っていて、問答無用に納得させられてしまいます。生楽器のアンサンブルによる劇的なサンパウロ実験交響歌曲が全15曲。



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伊藤亮介



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