'15/6/16再入荷
若手の凄腕ピアノとサンパウロのベテラン女性シンガーが紡
ぎだす美しいアンサンブル。
リオ・グランヂ・ド・スルの大学でのコンサートで共演し、反響の大きさと手応えを感じパートナーシップを組んだというアンドレ・メーマリとナー・オゼッチ。アンドレ・メーマリの透明感のある音使いはヨーロッパのジャズ・ピアノのそれと近しいものがあり、実力派と云われるナー・オゼッチの豊かで知性的なヴォーカリゼーションと見事にマッチしている。この二人の指向性を現すが如くに、哲学的な作品で知られるゼー・ミゲル・ヴィズニキの曲でスタートし、カエターノからピシンギーニャ、ジョビン、ネルソン・カヴァキーニョからレノン/マッカートニー、エグベルト・ジスモンチまで幅広い選曲を全て自分達の手中に収めてしまっている。しっとりとしたボサノヴァ、ジャズ・ヴォーカルや坂本龍一作品がお好きな方にも胸を張ってお勧め出来る逸品。