LUCIO MANTEL / CONFIN

型番 8887 510364-2
販売価格 2,590円(税込)
購入数

持ち前のハスキーな憂いを帯びた唄声と、ダークなトーンから一筋の光をあてるような夢想の精神、その叙情性。弦楽四重奏とギターをはじめとするアコースティック楽器で、人生のさまざまな場面に沿うようにシアトリカルな絵を描いてきたブエノス・アイレスのS.S.W. ルシオ・マンテルの4枚目となるアルバム、Confin (=はるか彼方)

航海の船出に相応しい、水面を滑るような"Estrafalario" では弦楽のみならずブリッジ部分でフレンチ・ホルンをはじめとする金管が鳴り響き、続く安息のフォーキー・アンサンブル"Luz de Dia" でも管弦を交えた壮大な風景を見せてくれます。m-3"Deshielo"ではフォルクローレに根差した複合拍子をマルセロ・バラフ(drs)とニコラス・ライノネ(b) との現代的なロック・トリオで愛を情景を感じさせる唄に仕立てたかと思えば、ルシオが現地取材で度々引き合いに出すシコ・ブアルキ60'sの名曲"Construcao"のように、オブスキュアな反復するラインで想いを紡ぎだすm-4"Pendulo"もあり、アルゼンチンのロックの系譜に創成期から名を連ねるフィト・パエスとデュエットする"Morir de Ruido" では、マルチ奏者にしてS.S.W.としても際物的な作品を発表しているアクセル・クリヒエールがフリューゲルホルンをプレイ。前作でカヴァーしたビョークのサウンド構築術のアンプラグド版を彷彿とさせる"Miniatura Nro.2 (Luna Nueva)" にはアルパに加えて印象的なシタールの音色でアレハンドロ・フラノフが参加。ドラマティックな展開を見せるm-7"Otri Sobre el Tiempo"のアレンジは弦楽四重奏との名義だった前作に引き続きアレハンドロ・テラン(viola) が手掛け、ルーカス・アルゴメド(cello) らと五重奏で展開。メランコリ―なアルペジオと共に一滴の水を得た草花のごとき芳しいメロディを紡ぐm-8"Raiz Salvaje"はルシオの新しいスタンダードになりそうな予感。m-10"Astronauta" ではインディーでソロ名義作を発表しているヒレスピ(tp) が参加。陰なパートから詩的なことばや音色で陽に転じる、この場面転換の瞬間に得るカタルシス。




Your recent history

Recommended

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile