マンギ(ロックにヒップホップ+マラカトゥなどの北東部音楽)の生まれた地で、オーディエンスから絶賛されている若きバンド、モンボジョの初作。タイトル"nadadenovo"は「新しい泳ぎ(nadade novo)」と「無益に(nada de novo)」のダブル・ミーニング。全てのアイデアを導入して編まれた15トラックは、フルートや7弦ヴィオラォンにサンプラーなども含めた7人編成で、サーフ・ガレージ・ロックのリフレインにサンバ、ボッサ、ジャズの要素を散りばめた複合トレンド。アナログシンセのフィルターにファズ・ギターとソフト・タッチなヴォーカルが一転、メジャー・セブンス・コードのエレピやフルートが鎮めるように響くと、わざとスケールからはみ出た残響音がやってくる。ムンド・リヴリやロス・エルマーノスとステレオラブを並列に聴いてきた彼らにしか成しえない現在のレシーフェ・サウンド。
1. cabidela
2. deixe-se acreditar
3. nem parece
4. discurso burocratico
5. a missa
6. absorva
7. o ceu, o sol e o mar
8. adelaide
9. duas cores
10. estatico
11. merda
12. splash shine
13. faaca
14. bau
15. container