Leo Cavalcanti / Religar

型番 DD0110
販売価格 2,200円(税込)
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アドリアーナ・カルカニョットが最も多く採り上げるコンポーザー、知る人ぞ知るマエストロ - ペリクリス・カヴァルカンチの実の息子で、父親譲りの好奇心が生み出したポップ感覚は奇妙に捩じれつつもブラジル音楽にもっと多くの新しい風を吹き込んでゆくことでしょう。父もポルト・アレグリの生まれで活動はサンパウロを基盤にしていますが、それを受け継ぐようにサンパウロのミュージシャン - デシオ・セッチ(drs)、ギリェルミ・エルヂ(g)、マルセロ・デヴォレクキ(b)をパーマネントな演奏メンバーにレオ・カヴァルカンチ自身もヴィオラゥン(生ギター)からハーモニウムやパーカッション小物を演奏、既存のリズム様式に一切囚われることなく現代サンパウロの鋭敏な感覚を遺憾なく発揮しています。プログラミングされたブレイク・ビーツ、或いはオーバー・ダブされた打楽器や打楽器以外が織り成すリズムの上を、ときにヴァイオリンや管と、と幾重に重ねた不可思議なハーモニーと、サウダーヂ感がこみ上げるメロディ・ラインをセンシティヴに詩情溢れる歌声で表現。詩人のフェルナンド・ペソアやフェデリコ・ガルシア・ロルカの詩作を引用していることからも知性が伺えます。サイコ・エクスペリメンタルなサウンド・コラージュが施されたm-5 "Dissabor"(=まずいもの)、ブラジル現地メディアのベスト・ディスク大賞を共に争う存在の女性シンガー - トゥーリッパ・ルイズとのデュオで聴かせるレゲエ・ダブ調m-6 "Sem (des) esperar" (待たせることなしに”与える")、オリエンタルなリュートの音色が特徴的なタイトル・トラックm-8 "Religar"と中盤の流れは特筆もの。アルバム中にひとつとして同じリズム・曲調の焼き直しがないのが特徴で、最先端のR&Bを彷彿とさせるブレイクやフォークトロニカにブルーズ....もの凄い情報量を感受性で消化していることが伺えます。m-9"Acaso"(多分)ではマルセロ・ジェネシがピアノで参加、ユーモラスなフラメンコ調のm-13 "Chuvarada"(土砂降り)ではタタ・アエロプラーノ(セレブロ・エレトロニコ)と共作/共演。サンパウロはYB Musicのスタジオにてグスタヴォ・レンザによるミキシング、クラシック・マスターのカルロス・フレイタスがマスタリング。

http://www.myspace.com/leocavalcanti

アルバムの一曲目 Ouvidos ao misterio


レニーニ=スザーノが切り拓いた革新的なブラジル音楽のグルーヴ、またはカエターノ・ヴェローゾの知性に基づいた表現法、ホルヘ・ドレクスレルやパウリーニョ・モスカと連なるハイブリッドな音楽の系譜、トン・ゼー、アントゥネスのリリカルな実験精神、サンパウロの同時代インディペンデントミュージックに蔓延るシニカルでクレバーな視点、これらをすべての流れを咀嚼した上で新しく個性的なアイデンティティを織り込む。そんな印象を受ける要注目の存在。

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伊藤亮介



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