DJAVAN / VIDAS PRA CONTAR

型番 88875162352
販売価格 2,302円(税込)
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'16/7/16 売り切れました

なんとこれが23枚目。近年はスタジオ・アルバムを発表した後に必ずライヴ盤が出るのでこの作品数なのでしょうが、'76年のデヴュー以来、'80年代のLA録音や来日などを経てMPB(Musica Popular Brasileira)を代表するアーティストとして世界規模で名前を知られるジャヴァン。アコースティックなジャズ・コンボ的編成でカヴァーを盛り込んだ「Aria」以降、"あの良き頃のジャヴァンが帰ってきた"と評される昨今ですが、'12年に発表された「Rua dos amores」ですべて自作曲、バックにはカルロス・バラ(drs)、パウロ・カラザンス(key)、マルセロ・マリアーノ(eb) という15年を経て復帰してきたミュージシャンたちと、ナチュラルなAOR風味のこれぞジャヴァンというサウンドを提示、そして昨年の後半に制作されたのがそのサウンドを継承した3年ぶりとなる本作「Vidas Pra Contar」。

自身の故郷である北東部を愛でた"Vida Nordestina"に始まり、小気味良いギターのカッティングとepにジェセ・サドキのtp、ジャヴァンのあの魅了する唄声でスウィート・スポットを突く緩やかな起伏のメロディを載せたm-2"So pra ser o sol"やm-7"Aridez"にm-11"Dona do horizonte"の甘美でソウルフルに洗練された佇まい。大人のメロウネスを醸し出すm-3"Encontrar-te"やモダン・ジャズを意識したm-9"Enguicado"、最初にシングルとして公開されたm-5"Nao e um bolero"を例に出すまでもなく、ジャヴァン自身の生ギターのバチーダとジョアン・カスティーリョのegのコンビネーション、気心知れたミュージシャンたちとのシンプルだけれども趣向を凝らした気品漂うアンサンブル、自身の魅せ方を熟知した67歳のジャヴァンがアーティスト活動40年の集大成をかけて、この現時代の近接効果を狙った、よりリアルな音色で提示する新しい唄たちが12編、心地よい高揚と共にブラジルの風景と馴染みます。











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伊藤亮介



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