ALFREDO DEL-PENHO / PRA ESSA GENTE BOA

型番 CMB001
販売価格 2,241円(税込)
購入数

サンバの定番から知られざる名曲までをフレッシュに蘇らせる倍音を含んだ魅惑的な歌声と、レジェンドを踏襲しつつも新しい扉を開けようというコンポージングでリオのサンビスタのなかで新たな世代の筆頭株となってきたアルフレード・デル・ペーニョ。待望のソロ作は、チェンバーな演奏も交えリラックスした開放感をもたらしてくれます。

'04年名門ビスコイト・フィーノとアカリの合資レーベルからペドロ・パウロ・マルタとのデュオ作でデヴュー、以来カシャーサをテーマにした企画盤の発表や、クリスチーナ・ブアルキ(シコの妹)らとのサンバ・ヂ・ファト、ホベルタ・サーをはじめとする各サンバ・アルバムへの客演などこの10年を精力的にサンバ界の発展に捧げてきたアルフレード・デル・ペーニョ。いい意味でナチュラル・ボーン・サンビスタが多い界隈で、彼独特の繊細な表現や音楽素養が果たした役割が大きいことは想像に難くありません。この二枚同時発表となるソロ作のインスト・メインでオリジナル・コンポーズに徹した「Pra Essa Gente Boa」でも遺憾なくその創造意欲を発揮。木管奏者エドゥ・ネヴィスとパーカッション奏者パウリーノ・ヂアスが参加した冒頭のサンバ・ヴォーカリーズ曲や続くインストゥルメンタル曲でもアルフレードは7弦ギターでアンサンブルの指揮を執ります。アルフレードが作曲したものをギター四重奏のクアルテート・マオガニが編曲したm-3"Olhos Castanhos"、ジョアナ・ケイロスのclが優美なリゾート気分へと誘ってくれるキューバ調のショーロm-4"Mauricio Volta A Cuba"、初めて生まれた姪っこに捧げた優しげな吹奏室内楽曲"Acalanto Pro Matias"、ジスモンチ・スタイルの北東部インプロヴァイズド楽曲m-9"Marcelinho In'pro Visa"、 圧巻はエルメート・パスコアルのベース奏者イチベレ・ツヴァルギが編曲を担い、彼のグループが丸ごと演奏に参加した組曲形式のm-15~18。ショーロに端を発する小編成サンバとフリー・ジャズと室内楽が合わさった前代未聞のブラジル音楽の風景を見せてくれています。


Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile