Aurelie & Verioca / Pas a pas

型番 INT 0615
販売価格 2,597円(税込)
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'16/9/15 売り切れました。 フランス在住女性デュオのボサ・ノヴァ作品

オウレリー&ヴェリオカ、ブラジルのアコースティック音楽の魅力を抽出し比類無き洗練をみせるこのフランス人女性デュオの新作が届きました。

フランス語とポルトガル語の双方で、また仏語のヴァージョン歌詞を付けて唄ったりもするこのデュオ。マルシオ・ファラコやタニア・マリアのほか、カズアリーナらブラジルのアーチストがパリ公演を行なう時にもステージをシェアしており、リオやサンパウロでのアルフレド・デル・ペーニョやファビアナ・コッツァを迎えてのブラジル・ツアーを成功させたばかり。前作でもブラジルという国を外からみた視点で、余計な音を削ぎ落としたシンプル・アコースティックなサウンドでしたが、リオ、サンパウロ、ベロ・オリゾンチにてゲスト・プレイヤーを迎えレコーディングされた本作でもオウレリーのヴォーカル、ヴェリオカのギターやカヴァキーニョにヴォーカルをメインに据え、コーラス・ワークや小物打楽器を充実させた洗練のボサ・ノヴァ・アンサンブルを聴かせてくれます。サルヴァドール出身でパリに住む打楽器奏者のゼー・ルイス・ナシメントが参加した複数の楽曲に、サンパウロの名手スヴァミ・ジュニオールの作詞作曲楽曲はスヴァミの7弦gの卓越した演奏と共にm-2"Le temps d'un samba"として仏語ヴァージョン歌詞のついた軽やかなサンバへと生まれ変わっています。清涼感を携えたm-3"No caminho do mar" は逆のパターンで、憂いを帯びたフレンチ・ポップがブラジルのリズム楽器の音色で発展を遂げたかのよう。そしてハイライトはm-4"A la derive"、エギベルト・ジスモンチの"Lolo" に仏語歌詞を載せてギターとヴォーカル、打楽器だけで紡いだシンプルなヴァージョンに純真なブラジル音楽への愛情を感じ取ることができます。ジョイス・モレーノの作品に仏語歌詞を載せて、ジョイス本人とデュエットを行なったm-7"Chocolat for (H)all"では曲のコンセプトからチョコレートの包み紙をパーカッションに用いたりと面白いアイディアも。先頃アート・リンゼイと来日した7弦ギター奏者ルイス・フィリーピ・ヂ・リマが参加したショーロ的パゴーヂ・スタイルのm-11"Hoje" ではエンジニアをカルロス・フッキが務めています。


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伊藤亮介



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