DOM LA NENA / ELA

型番 VSCD9489
販売価格 2,200円(税込)
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2018/5 売り切れています

解説・山本勇樹(HMV / クワイエット・コーナー / Bar Buenos Aires)ボーナス・トラック2曲付
「どこか憂いを帯びたウィスパー・ヴォイス / 郷愁を誘う旋律がフワフワと浮き沈み / 聴く度に心をくすぐられるよう・・・/ ブラジルに生まれ、アルゼンチンとフランスで育ったチェロ奏者 / S.S.W. DOM LA NENA のデヴュー作は唯一無二の雰囲気に包まれた傑作」(メーカー資料より)

チェロの弾き語りということで、同じブラジルはバイーア出身の幻想ポップ・デュオ - ドイス・エン・ウンや、此処にも参加しているサンパウロのS.S.W. チアゴ・ペチの1st アルバムを思い出しました。チェロのピチカートと室内楽的に親密なアンサンブルのゆったりしたワルツ、繊細な感情の揺れを囁くように唄いかけてきます。ひとりでチェロからピアノにギターとグロッケン・シュピエール、多くの楽器を多重録音。共同制作者のピエル・ファッチー二がやはりギターやハーモニウムなど複数の楽器でオブリガートを付け、メランコリーに彩ってゆきます。サンパウロのエクスペリ・サンバ勢からキコ・ヂヌッチギリェルミ・カストルプが参加して打楽器のパターンを構築、自身の多重スキャットも加え一風変わったリージョナルなチューンとしているm-4 "Batuque" や、幻影が見えそうなタイトル・トラックm-7"Ela"などはスルドのパターンを弦楽に置き換えたというチェンバー・サンバ、小庭のサンバとでも呼びたいほどに可愛らしいm-10"Sambinha" など葡語で唄われる微睡むようなベッド・ルーム・ブラジル音楽、パウリスタのチアゴ・ペチとデュエットするm-8"Buenos Aires" は異邦人ならではのくすぐったい西語歌唱がまた郷愁を増幅。圧巻は仏人歌手カミーユが参加し、厚く塗り籠められたハーモニーの応酬がヴォイス・インプロの域にまで達するm-12"Voce"。 ボーナス・トラック m-14 "Start a war"(米ザ・ナショナルのカヴァー) など国際的な視点に基づいたフォーキー・ポップ。

仏人映像作家ヴィンセント・ムーンが率いるTAKE AWAY SHOW ブラジル編にも登場!


こちらはオフィシャルなMV



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伊藤亮介



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