アルゼンチン・ロックの雄、L.A.スピネッタの特に80's のDNAを継ぐニュー・ウエーヴな作品を幾つも発表、前身バンド - ティラドール・ラーセルの頃から魅了されている
ルーカス・マルティ。鍵盤弾き唄いのS.S.W.としてジャズ界の音楽家と共演したアルバムも発表している
ダリオ・ハルフィン。共に’78年10月20日生まれ、ルーカスのサポートをしているアコースティック・ポップのバンド -
ロサルのフロント、マリア・エスキアーガはダリオの奥さんでもあり、何かと奇遇な巡り合わせを持つふたりがデュオとして作品を発表しました。女性シンガーばかり集めた
バリアス・アルティスタスに自身の楽曲を唄わせたりと多作で知られるルーカス・マルティが、新たに10曲を書き下ろし。セッションでも自在に弾きこなす引き出しの豊富なダリオ・ハルフィンがアコースティック・ピアノのアレンジを施しています。まるで贖罪を求めているかのように自意識に囚われたルーカスのヴォーカルと鍵盤上を弾むように踊るダリオのピアノ。アルゼンチン・ロック〜インディ・ポップの歩んだ軌跡がぎゅっと凝縮されたm-3 "Anillos" や m-8"Quien consume a quiener" のような名曲から、メランコリーとセンチメントが大挙して押し寄せる作品。m-7"Instrumental" はピアノ独奏のインスト。