HORACIO FUMERO TRIO / VUELOS

型番 BARCD164
販売価格 2,305円(税込)
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コントラバスのマエストロをリーダーとした現代ジャズ・トリオのアルバム

'49年アルゼンチンはサンタ・フェの生まれのコントラバス奏者で、ブエノス・アイレスのみならずスイスにある音楽院でも学んだ後、'73年にはラテン・ジャズの巨匠ガトー・バルビエリとヨーロッパをツアー、モントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演。'81年にはバルセロナに拠点を移しテテ・モントルーのトリオに加入します。その後も幾多のジャズ・マンたちと共演を重ね、現在ではカタロニア音楽専門学校(ESMUC)の講師も務めています。そんなオラシオ・フメロがTVの番組で、ジャズの作曲法を解き明かすという企画に出演した際の断片が本作の素。すべての楽曲のアイディアにそれぞれ鳥の名前を名付け、美しい比喩表現を過剰に添加せず飛びたいという欲求に身を任せるように展開していくというコンセプトのもと時間を掛けて育て上げた音楽。そこにタンゴと現代ジャズを融合させた新しい世代の革命的表現者のひとりでもあるディエゴ・スキッシ(p)の繊細で緻密なフレージング、ハード・バップなリーダー作などをリリースしているマリアノ・ロイアコノ(tp) の高度なジャズの技法と相俟って、アルゼンチン現代ジャズの底力をみせつける作品となっています。サンタ・フェの文化局ら後援のもと制作された盤ですが、最もアルゼンチンらしさを感じるのがエドゥアルド・ファルー作のフォルクローレ"Las golondrinas" (=燕たち)をジャズ・トリオ編成へとアレンジした1曲。他の曲はすべてオラシオ・フメロのペンによるものになります。



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伊藤亮介



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