Ulises Conti / Los Acantilados (LP)

型番 METAMUSICA 009/12V
販売価格 3,565円(税込)
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2018/9/7売り切れました。

アルゼンチンの音楽界で演劇舞台や映画と関わりの深い、イマジネイティヴなインストゥルメンタル音楽、または女性脚本家ローラ・アリアスとのガレージ・テイストの唄もの作、室内楽にコンテンポラリー、またはエクスペリメンタル/ポストロック的なアプローチを見せたり、ひとつの地に安住することを良しとせず、縦横無尽に活躍するマルチ・インストゥルメンタリスト/コンポーザーのウリセス・コンティ。全編インストでシネマティックな自身7作目となる新作がアナログ・レコードでも登場。


ウリセス・コンティのキャリアでは前々作のピアノ・ソロ「Poster Privados」、1st の通称タコ・ジャケ「Iluminacianes」、これら自作曲のクラシカルな室内楽の響きの中に一風変わった真新しいヴォイシングを持ち込んでオッと聴き手を驚かせる作品に人気が集まります。そして今作はもの哀しげに嘶くフレンチ・ホルンの調べに始まり、ゆったりとしたリズムで爪弾かれる鉄弦アコースティック・ギターのブルージーなアルペジオに神秘的なラップ・スティールのスライド、輪廻するピアノの反復フレーズの上を柔らかく、物語を語るように展開してゆくカウンター・メロディ、ミュージック・ソー(音楽のこぎり)の浮遊する音色、ヴィオラやチェロの感情鎮まる優美なアンサンブル... アルバム・タイトルの「los acantilados」は断崖絶壁のこと。やはりどこかメランコリアと儚げな印象を受けます。現実離れした此処ではないどこか、恐らくは外を風の舞う遠いところの様々な彩り、風景を見せてくれているようで、それぞれがコンパクトな尺に収まった素敵な小曲集。


www.ulisesconti.bandcamp.com

中にfree download code の書かれたカードが封入されてまして、本アルバムのmp3音源をダウンロードすることが可能です。家でじっくり楽しみたいアナログ・レコード、持ち運びにはデジタルと2度おいしい製品となっています。


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伊藤亮介



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