Seba Ibarra & Mauro Siri / Tierra Verde -Pequenas Canciones para un Mundo Grande

型番 7798120281265
販売価格 2,200円(税込)
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アルゼンチン北部チャコ在住、ライヴの度にBsAs市街に出て来ているというセバ・イバラ。1st 「Collage de Rio」(廃盤)、2nd 「Palimay」とチャコやコリエンテス、パラグアイとの国境に近い地、パラナ川流域リトラール地方に伝わるフォルクローレのリズム - チャマメを、現代を生きる音楽家の言葉と映像を喚起する唄声で、地元出身のミュージシャンたちとのミニマム・アコースティックな編成で、水の匂い漂う瑞々しさで刷新したシンガー・ソングライターが新作を発表しました。今回、デュオ名義にその名を掲げられているマウロ・シリは、「Collage de Rio」以来、コーラスとして、またライヴではベース奏者としてセバと行動を共にして来た同郷の盟友。このマウロ・シリがプロデュースに立ち、セバの前2作と比べてもエレキ・ギターの音色をフィーチャーし、子供たちが跳び回る姿が目に浮かぶようなサウンドに仕上げています。タイトル・トラックにもあるように、”Tierra Verde" (=緑の地球)や川、大陽といった目に映る景色、蝉や馬など生息する様々な生物の生態をこどもたちの興味を惹くように描き、且つエコロジーを啓蒙するようなスペイン語詩で綴りながら、さりげなく織り込まれた多彩なルーツ音楽のリズム。今回はm-2,m-4などでチャマメのリズム様式に則りながらも中米、カリブ海の音楽からの能動的な陽気さのエッセンスを感じます。とは言え、フォークトロニコのSSW エレクトロリビングなどのサポートもこなすエステバン・ぺオン(drs)と、ギド・ロメロ(eg)、いつもの同郷の仲間たちとショーの度に数年かけて試されてきたというキッズ・ミュージックのクオリティ(youtubeにSGギターでヘリコプターの音を出しながら唄う映像あり)は生半可なものではなく、適所に収められた子供コーラスと共にこの8曲に凝縮されています。エミリアーノ・カシャットの流麗なアコーディオンのフレーズと共にどこまでも広がってゆくカンドンベ m-8 "El Ultimo Que Apague La Luz"(=消される最後の灯り)に詰まった、未来を託す想いに感動すること必至。チャコ郡文化学院の支援のもと制作されたCD作品。

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伊藤亮介



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