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La Troba Kung-Fu / Clavell Morenet (ベルギー盤）

型番 Troba
販売価格 2,619円(税込)
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2023/9現在　取り扱いを終了しております。

謎が遂に明かされる瞬間が来た！バルセロナ・シーン、現在最大のトピック！ルンバ・カタルーニャ・メスチーソの代表格【ドゥスミンゲト】のフロント・マン - ジョアン(vo,acc)を中心とする新バンド【ラ・トローバ・カンフー】の初アルバムが遂にリリース。にぎやかにパルマ（手拍子）を打ち鳴らせ！

伸びやかなアコーディオンやヒターノ奏法が光るギターに賑やかしいパーカッション、メッセージを喚起しつつもどこかユーモラスで陽気なヴォーカル。カタラン・ルンバ／フォークにクンビア、メレンゲ、サルサ、フォックストロット、カンドンベ、ブルーズ、ロカビリー、ロックにダブ、世界のルーツ・ミュージックをごった混ぜにして知的な彩りまで加えたのがラ・トローバ・カンフーの新しいサウンド。アイデンティティとして確固たるルーツを根っこに持つだけあって、生楽器主体、体温高めの陽気な街頭舞踏音楽という線は”やんちゃやさぐれトラッド・ミクスチャー”と評されたドゥスミンゲトを継ぐものだが、ヴォーカリゼーションはよりルンバ本来のルーツィーなものに。マヌ・チャオやマカコとも互いを認め合う仲で、最近ではロス・デリンケンテスやアンパラノイアと並び共演を重ね、夏フェスではオホス・デ・ブルッホのピンチ・ヒッターも務めた彼らはメスチーソ（混血音楽）・シーンの中でも特に生々しいグルーヴが魅力。またこのプロジェクトのプレゼンの仕方が独特で、ホームページに15日に一回の頻度で曲をアップロード、それに伴って新聞記事を模したデザインでアイロニカルでユーモアの効いた歌詞とそれに付随する出来事／歴史を風刺の効いた写真やイラストと共に掲載、まさに紙面ダブといった手法が話題を呼んだ。個人的には夏にスペイン在住の新たな友人から彼らの噂「ロス・デリンケンテスと共にツアーを廻っている面白いルンバ・バンドがいる。元ドゥスミンゲトのジョアンがやっているバンドでラ・トローバ・カンフーって云うんだ。ステージも楽しいよ。」というのを聞き、今か今かと待ち望んだアルバム。ドゥスミンゲトの3rdから時が経ち、いつの間にか長髪になっているジョアン・ガリーガ(vo, acc)、その時代からの僚友マリア・ローチ（b)、キューバ音楽とのミクスチャーを聴かせるバンド - アンパラノイアでも活躍するムニェコ(p)、地中海音楽のミクスチャー - ヘルトゥルヂスでも活躍するペップ・タリカブラス(ds)、ルンバ、サルサ、フラメンコ、何でもござれのムチャーチョ(g)、エレクトリック・エレメンツやギターを操るトッティ・アリマニーといった楽しげなメンバーで録音。妹分にあたるラ・カラウも使用するジョアンたちのスタジオ、ラ・フルニエで制作。スペインのみならず、フランス、スイス、イタリア・・ヨーロッパ全土を圧巻、カンフーを駆使する遊牧民たちの発見が詰まった陽気な集大成。



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伊藤亮介



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