2019/1/26売り切れました。
アコースティックなワルツに始まり、前作「Sunday Clothes」からの流れを汲んだ、ブラジル音楽からの影響も伺えるデュオによる親密なトラックでは、かつての名作「portrait」での試みを思い起こさせるリズム・ボックスが使用されていたりもします。大野由美子(バッファロー・ドーター、mini moog)のアナログ・シンセ・ベースと楠均(くじら、ドラムス)、中村まり(cho)、をゲスト・ミュージシャンに迎えて郊外のguzuri recording studio で録音されたスモール・コンボ編成によるサウンドには、ラヴァーズ・ロック的佇まいのものも。2人の爪弾くギターのコントラストが醸し出すイマジネイティヴなトーン、そして旧き良きアメリカ純文学の世界観を日本語に拓いたような詩情たっぷりのPocopenの唄は、更にワン・アンド・オンリーの存在感を増して。「welcome」に収録の"惑星”が歌詞を新たに”惑星-2"としてリヴァイズド。日本のインディペンデント・ミュージック界が誇るべき至宝が放った輝ける傑作。