MARIA CLÁUDIA / ZOOM

型番 5.071.512
販売価格 1,925円(税込)
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CD

2017/10/26 売り切れました

今年もコットン・クラブをはじめ、各会場でフレッシュな現在形のブラジル音楽を届けてくれたダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート・フィーチャリング・ト・ブランヂリオーニ、コンハード・ゴイス。ノーヴォス・コンポジトーレスの界隈でもアレンジャーとして、ピアノ奏者として、包容力のある柔らかなタッチのプレイで彩りを添えてきたデボラ・グルジェルが全編に参加したアルバムが届きました。45歳にして初作というサンパウロの女性シンガー・ソングライター、マリア・クラウヂア・メスキータのアルバムです。



ロシア系のルーツを持つギター奏者/音楽講師フヂィ・アルノー(Rudi Arnaut) のガット・ギター、そしてデボラ・グルジェルの彩り華やかなピアノ、時にボサノヴァ・クラシコを捩った引用も挟みながら、母性で諭すような燻しの風味と花々の可憐さを併せ持ったかのようなマリア・クラウヂアの唄声が溢れ出すという、全編に渡り現代におけるジャズ・ボサ・ノヴァの雰囲気を貫いた作品。驚くべきは12曲中7曲が自身のペンとなっている点で(残りの3曲は洒脱なハーモニー・アレンジを手がけるフヂィの作曲)、2010年代の初頭に準備してきた作品が、円熟の末に陽の目をみたかたちとなります。このマリア・クラウヂアは、グルーポ・インスタンチという児童向け劇団の劇伴音楽を担当したのが、ミュージシャンとしての表舞台に立ったはじめで、それまでは児童文学などの作家として活動してきたそう。優しさの滲む詩的なエッセンス、サンパウロ音楽のモダンな系譜を継承した一枚をお試しください。










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伊藤亮介



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