Anna Luisa / Girando

型番 60251785087
販売価格 2,619円(税込)
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澄んだ原色の色彩、華やかな色香を振りまく唄声。20代後半の現在、もっとも油が載り充実したキャリアを築き行くカリオカの女性シンガー、アンナ・ルイーザの2ndアルバムが入荷して参りました。キゾンバやムリェーリス・ヂ・シコ、etc...リオ・デ・ジャネイロのブロコ(パーカッション・グループ)に参加しサンバのリズムを多くの仲間たちと共有してきたアンナ・ルイーザのブラジル音楽への造詣は並々ならぬものがあります。ここで二世代に渡る作家たちを繋ぐ存在を買って出た彼女、作曲者本人-エドゥ・ロボとブロコ・キゾンバが参加した”ノ・コルダォン・ダ・サイデラ”、ダヂが参加したノーヴォス・バイアーノスのトロピカリア・クラシコ”オス・ピンゴ・ダ・シュヴァ”、エラズモ・カルロス=ホベルト・カルロスの”カシャッサ・メカニカ”...偉大なる先達から歌い継がれて来た曲群の反面で、ブロコ・リオ・マラカトゥが参加したホドリゴ・マラニャォン曲、エドゥ・クリエジェールとの共作や、本アルバムのプロデューサー-ホドリゴ・ヴィダルとの共作、ニコラス・クラシッキ(vln)が参加したエメルソン・マルヂーニ(本盤のb奏者) 曲など若手新進ソングライターたちの曲も積極的にとりあげています。前作に続いて、英語でアフロ・ブラジル・スタイルの曲を書くアントニオ・ヂオニシオの作も。朗らかな印象のアコースティック・タッチから、バイーアォン、マルシャ、ショッチ、トラッド・リズムを基盤にレゲエの味付けなども見られます。可憐な唄がリズムを産み出す、このアルバムのトピックは「まるで、大好きなクララ・ヌネスのメロディ・スタイル」と自ら語る自作曲"バイラリーナ・ド・マール”(海のダンサー)m-10。そっと背中をさすり元気付けてくれるような、しなやかなアルバム。


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伊藤亮介



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